もう二度とあんな恥はかきたくないという切実な欲求。

草食の振りして死肉を喰らう肉食恐竜はみっともない、みっともない、みっともない。



「欲」についての考察。
生きてるんだもの、人間なんだもの、
そりゃあ欲があるさ。
なんつったところで始まらない。
で?
という訳である。
欲があるから何なのだと。
その欲に対して、
自分がどういう立ち位置で臨むのかということが重要なんである。
だがしかしどうなんだろう。
自分の欲を叶える為に他人を喰い潰すのはみっともない。
というか、死ねばいいと思う。そういう奴は。
だからやっぱりコミュニケートしていかなくちゃ。
けれどもそれはとても怖い。
たとえばセックス。
そんなにしたいか?と訊かれても、
したくないの?と訊かれても
「うーん」と唸って腕組みをしてしまう。
誰でもいいからしたい訳ではないけれど、
好きな人とならばしたい。
しかしこの「好きな人と」というところがむずかしい。
それをこちらが望むのであれば、
相手からも少なくともそれを認めてもらえるだけの
何か魅力めいたものが自分に必要となってくるだろう。
がしかしそれが何だか分からない。
自分にはそんなもの一つもないんじゃないかと思えてくる。
そんな中でもちょっと気になった女の子を食事に誘ってみたりして、
OKもらえてうほほのほいとか言いながら食事に行くと、
その場で相手が自分に興味のないことがあからさまだったりすると、
非常に深く恥じ入り、悔やむこととなる。
これイケんじゃね?とか思ってたお前は一体何を根拠に
そんな甚だしい勘違いをきたしたのかと小一時間自らを
問い詰めた後首を吊ってやりたくなる。
イケねーよ。
全然イケねーよ。
恥を知れ、恥を。
すんませんでした。
もう二度とあんな恥をかきたくはありません。
何もかもすべて僕の勘違いです。
ですからもう、勘違いは致しません。
好きとか嫌いとか、
それすら僕にはもうよく分かりません。
恋愛謳歌中のみなさん、楽しんで。
僕は一人で落伍致します。
さようなら。
さようなら。



とまぁこのようにして心頭滅却
煩悩からの解脱を図るに。
けれどもしかしbutやっとこさyet、
それでも「欲」は消えんのばい。
そーしてこーしてオナニー三昧。
死にたく、、はなりはしないけど(だって生きてるし)消えたくなる。
切実に、消えたくなる。
ああごめんなさい。
世界中の女の子に謝りたくなる。
頭を垂れて三百六十度転回したくなる。
しかし僕の謝罪を受け容れてくれる女の子は、きっと一人も居ないんでしょう。
嗚呼!
そうそう、それでオナニーです。
とにかく切実な問題です。
オナニーは小便や大便と同じような
身体的な要求、欲求ですらないそれは
単なるシステムなのだと開き直れる人はすごく羨ましいが、
けれど俺はそうではない。
小学生の頃からずっと答えの出ないこの
袋小路を彷徨い続けている。
頭の中で、誰かのハダカを夢想して、
彼女を所有したいと思い、
好き勝手に弄んで一人で果てる。
それで済むのなら、まあ何も言うまい。
それは恐らく倫理の立ち入れぬ領域での話であるからだ。
それすら「反倫理的だ」と断罪されては
人は生きていけない。
そうなっては「倫理がどうした!」と
生きる為に反攻するしかない。
けれどもここで問題にしたいのは、
アダルトビデオや性風俗などの「性の商品化」だ。
これはちょっと、
「勝手にオナニーしてればいい」ということとは話が違う。
明確に倫理の、
或いは誇りや尊厳の関わってくる問題である気がする。
そこに「ポルノゲーム」や官能小説を加えるかというところで
また議論が異なってくるだろうが、
とりあえず眠いので今日はここまで。