冬の終りの予感に打ち震える間もなくまた春が来て夏が来たりするこの世の条理。

それがいわゆるライフストーリー?
あいつはいつでも退屈そうに。



運動は運動し続ける限りにおいて運動であるとするのなら、
運動をやめちまった奴はどうなってしまうのか。
回転する岩石に苔は生えないのだとしたら
回転をやめた途端にロックンロールは鳴り止んじまって
空からは大量の槍、
のようなものが降り注ぎ、
それでも君が世は太平、
コケ蒸した岩石に唾を吐き掛けるも、
ああ僕は、
シャラソウジュの花の色も思い出せやしない。


ががが。




ずっと一緒だよ
死ぬまで一緒だよ
生きてる限り一緒だよ
僕が君を守るよ




うるせえ、死ね。





なんつー俺のこの儚い思いはどこを目指すのか。
ああ最近はもう、
怖くってコンビニも一人じゃ入れない。
妨害電波が俺の脳を犯す。
いっそエロ本盗んで警察に捕まるってのもアリだと思う。







「恋って三年で終わるらしいよ。脳の仕組み的に」
「へぇ」





僕、君の事嫌いらしいよ脳の仕組み的に。
僕、何もかもめんどくさいらしいよ脳の仕組み的に。
何だか世界終わってるらしいよ能の仕組み的に。