without effort.

感動がなくちゃだめだ。
主体性だの何だのどうでもいい。
だけど感動がなくちゃだめだ。
感動のない人生なんて生きていたって甲斐がない。
だけど感動する為の努力なんて馬鹿馬鹿しい。
努力なんてするもんじゃない。
努力の果てに得た感動は本当に感動だろうか。
そんなものが感動だろうか。
不感症になってしまったら、
そこから這い上がるのは、
やっぱり努力するしかないんだろうか。
だけど感動っていうのは、
きっと不感症の人間だって、
本当の感動っていうのは、
絶対に、
感じれるものなんだ。
それこそが感動なんだ。









「君は一度現実に出てみるといい。
いくら考えたって人は現実にいつも打ちのめされる。
それが現実なんだ」
と母親に言われて、
言われるまでもねえ、
なんて反骨心はあれ?
一体どこに置いてきたんだっけ。