もしも来世、また人間に生まれ変わる羽目になったらエーリッヒ・フロムの頭脳かチバの声が欲しい。

何が欲しいのか分からない時、
獲得に向けた努力はそもそも不可能で、
癒えることのない渇き、
無限の欠乏感にただただ苛まれることになる。
そういう時に、
「君の欲しいものはこれだよ」
と言ってくれる他者の言葉は甘い。
その通りにそれを求めさえすれば、
それが手に入りさえすれば、
幸せになれるのだと信じれたら。





だけどやっぱり、
俺は強く生きたいんだ。